デリヘル本番 < 出会い系スグ会いたい掲示板

さようなら

東京駅のホーム。千夏は人目をはばからず泣きじゃくっていた。既に新幹線は刻々と発車の時刻を迎えようとしていた。

 

 

「また、いつか会えるよね」

 

「メールしてね」

 

「わたしのこと愛してるよね」

 

 

 千夏の問いかけに、私はただうなずくしか出来なかった。何か言葉に出せば、私も涙がこぼれてしまいそうだった。

 

 

 やがて、一層と発車を促すベルがけたたましくなった。私たちは、入り口の中と外に立ち最後の口づけを交わした。

 

 

 

 私たちの儀式が終わるのを待っていたかのように、新幹線のドアは私たちを隔てた。

 

 

 

千夏の唇が動く。

 

 

 

 私の唇も同じように動く。

 

 

 

『さようなら』

 

 日本語は美しい。

 

 その中でも、私は『さようなら』は特に美しいのではないかと思う。

 

単なる別れの言葉ではなく、そこには様々な意味が込められている。『惜別の想い』であったり、『再会の願い』であったりあるいは、『感謝の気持ち』であったり、別れの数だけ意味が込められていると思う。

 

 

 私たちの交わした『さようなら』は、それこそ万感の想いが込められていた。

 

 

 もう二度と叶わぬかもしれない再会、出会えたことへの感謝・・・

 

 

 きっと、この先の人生で彼女以上に人を愛することはないだろう。そんな女性に出会えたこと・・・同じ時間を過ごせたこと・・・彼女の全てに。

 

 

 

 私の唇がもう一度動く。

 

 

『ありがとう』

 

 それを見届けることなく、新幹線は私の視界を横切って行った。

 

 

 きっと、聞こえなくても届いている。小さくなっていく新幹線に向かって、もう一度繰り返した。

 

 

『ありがとう』

 

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