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重大な事実

それからというもの、私たちは月に一回の頻度で逢瀬を重ねた。

 

 

 季節は、夏から秋、秋から冬へと変わっていった。

 

 

 

 最初は性に対して封鎖的だった千夏も、徐々に慣れてきて開放的なセックスを好むようになっていた。

 

 特に彼女が好きだったのが、浴室での交尾。鏡に向かって手を付かせ、後ろから私が侵入する。鏡に映った千夏の溶けそうな顔を見ながら突けるという利点が私にもあった。

 

 

「ほら、ちなちゃん。鏡を見てごらん。凄いイヤラシイ顔になってるよ」

 

 私の言葉責めに、恐る恐る鏡を見る千夏。その目はうつろいでいた。そして、鏡の中の自分の妖しい姿に興奮するのか、千夏の中に更に蜜が溢れて来るのだった。

 

 

 

 口での奉仕も最初は躊躇していたが、上手に舐めるようになっていた。二人の間に言葉は必要ない。私が入れてほしいと思えば、千夏はそのまま自ら上に乗り、腰を振った。

 

 

 ホテルに居れる時間は、僅かに3時間。二人は時間いっぱいまで激しく愛し合った。

 

 これ程深く愛し合えて尚且つ、セックスの相性も抜群の相手には、そうそう出会えないだろう。私たちの交際は順調だった。会う度に、私たちの愛は益々深まっていった。

 

 

 冬はイベントも多い。クリスマスにバレンタインデー。結婚して子供が出来てから、自分の為にこれらのイベントを過ごしたのは初めてだった。

 

 

 

 順調に交際を続けるうちに、何時しか私たちは、お互いが既婚者であることを忘れてしまっていた。そして、もう一つの重大な事も。

 

 

 

 私の単身赴任の期間が終わろうとしていたのだ。

 

私は、当初3年間という期限付きで赴任していた。そのことは千夏も承知の上の付き合いだった。だが、私たちの関係はもはや期間限定などでは済まされないくらい密接になっていた。

 

 

 もし千夏を失えば、私はどうなってしまうのだろう。同じことを千夏も考えていた。会う度に好きになる。しかし、会う度に切なくなる。こんなにも苦しくなるのであれば、いっその事出会わなければ良かったのではないかとさえ思った。

 

 

 

 

 不倫は、始めるのも終わらせるのも難しい。

 

 

 

 既婚者でありながら、伴侶以外の異性に惹かれた報いなのだろうか。時間は過ぎて行き、3月を迎えて直ぐだった。

 

 

 

 

 私は急きょ本社に呼ばれた。

 

 この時期に呼ばれるという事は、大凡見当がつく。異動に関することだろう。ようやく地元に戻れると思っていた私は、憂鬱な気分になった。

 

 

 社内では、私が大阪に異動させられるのではないかと噂が立っていた。もしそうなれば、名古屋の家族の元に戻れないばかりか千夏とも簡単に会えなくなる。私は憂鬱な気持ちで本社へ向かった。

 

 

 ところが、会社からの説明は意外なものだった。

 

 

 

 私に現在いる部署に残って欲しいというものだった。新規に発足するプロジェクトがあり、経験者である私に参画して欲しいが勿論、私に断る事もできると言うのだ。

 

 

 それはまさに、私にとっては願ってもない事だった。このまま今の部署に残れば千夏との関係は今まで通り続けられる。きっと彼女も喜ぶだろう。

 

 

 

 しかし、それで良いのだろうか?

 

 

 私は、千夏を愛している。だが、それ以前に私は夫であり父であるのだ。これ以上、自分の感情の為に家族を犠牲にし続けても良いのだろうか?私は迷った。

 

 

 

 しかし、じっくり考える時間はなかった。年度末は人の移動が激しい。早急に決めてしかるべき対応をとる必要があるのだ。