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別れと彼女の自殺未遂

美咲へ、君と付き合い始めて1か月が過ぎたけど、少し頭を冷やす時期かなと思う。

 

思えば、お互い同じ様な境遇で出会って恋に落ち、何度も身体を重ねてしまったけど、僕たちは既婚者だ。

 

ある程度の節度を持って付き合っていかないと、いつか取り返しの付かない事になりそうな気がするんだ。

 

 

美咲の事は、凄く愛している。でも、ここで少しインターバルを置かないか?

 

 

別れるとかではなく、少しだけ距離を置くと思ってもらえれば良い。

 

でないと、週末に頻繁に家を空けていたら、君の旦那さんだって不審に思うよ。

 

 

分かって欲しい。

 

君を、何時までも愛している。

 

 

 

 以上のように、私は心にもない言葉を並べてメールを送った。

 

 私は、美咲が素直に応じるとは思っていなかったが、意外にもあっさりとした返事が返ってきた。

 

 

 

「分かりました。もう、狸とは会いません」

 

 

 

 私は、別れるとまでは言ってないのだが、まるで別れるかの様な言い回しに苦笑した。

 

 美咲の身体は確かに魅力的だが、セックス目的以外に彼女と会おうとは思わなかった。惜しい気もしたが、不倫関係にメリハリをつけられない行動にも辟易していたので未練は小さかった。この決断は正しいと思った。

 

 

 しかし、それが遅過ぎたことを、やがて私は思い知るのだった。

 

美咲との別れから3日ほど過ぎた深夜、携帯の着信が寝入りばなの私を襲った。こんな時間に?携帯を取って番号を確認すると、知らない番号だった。

 

 

 チッ、舌打ちをし、無視することにしたのだが、一度鳴りやむと再び着信を知らせるメロディーが鳴った。

 

 

 

 私は、苛立ちと怒りを込めて電話に出た。

 

 

「もしもし・・・」

 

「もしもし、狸さんの携帯でしょうか?」

 

 私を下の名で呼んだ。知らない男性の声だった。

 

(何者なんだ?)

 

 

 私が返事をしかねていると、その男性は驚くべき第2声を発した。

 

 

「狸さんですね。私、美咲の夫です」

 

 

 それだけでも、十分に驚いたのに、次の一言は私をベッドから転げ落とした。

 

 

 

「美咲が自殺を図りました。あなたのせいですよ」

 

「あ・・あの、何のことでしょう?よく分かりませんが」

 

 

 声が裏返りそうになるのを必死にごまかして、平静を装いながら答えたが、喉がからからに乾く気がした。

 

 

「しらばっくれるのですか?証拠はあるんです」

 

「今、○○の△△病院にいます。ちょっと来てもらえませんか?」

 

 

「なぜ、僕が行かなければならないんですか?あなたの奥さんでしょ」

 

 

「来たくなければ、こちらは構わないんですよ。後日、代理人を介して然るべき処置を取らせていただきますから」