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うつ病

「え?わたし、そういうの出来ません」

 

 

 私は一瞬、彼女が何を言っているのか理解できなかった。

 

 

「え、フェラ、やったことないの?」

 

「いえ、あることはあるけど、苦手なんです」

 

 

 18歳の夏希でさえ上手にこなすのに、その倍の年齢の久美が出来ないとは、私は、少なからず失望した。

 

 だが、それも久美の魅力の一つだろう。私は気を取り直して用意しておいた避妊具を着けると、そのまま久美の中に割って入った。

 

 

「あっ、気持ち良い・・・」

 

 

 久美は、声を漏らすと私の背中に両手を回してきた。

 

 私は、その体制で腰を動かしたが、如何せん簡易ベッドは心許ない。私が動く度にギシっギシっと軋み音をあげた。

 

 

 久美の中は、さすが子供を産んでないだけあって窮屈だったが、控えめな久美の反応と私自身に全く前戯を受けていない事もあり、物足りなさは禁じ得なかった。

 

 

 

「少し疲れたね、休もうか?」

 

 

 結合を解くと、私たちは狭いシングルベッドに裸のまま寝そべり、息を整えた。

 

セックスの相性は満足行くものではなかったが、久美は美しい。それに久しぶりに味わう恋の魔法は、私を虜にしていった。

 

 

 

 それから一か月ほど、私の生活はバラ色となった。

 

 週に1〜2度の割合で久美とデートを重ね、彼女の部屋で愛を交歓するといった関係が続いた。いつしか私は、久美が愛おしくてたまらなくなっていた。

 

 

 そしてそれは、久美も同じだと思っていた。

 

付き合いが一カ月にも及ぶと色々と分かってきた事もあった。

 

 

 一つは、久美の病気の事だった。

 

 

 久美は何時も食後に薬を服用していた。何か病気なのかと思っていたが、余り詮索すると疎まれると思い遠慮していたのだが、ある日、それについても言及してくれた。

 

 

 久美は、うつ病を患っていたのだ。それも10年以上に渡って治療を続けているという事だった。そして、元夫の暴力の原因も病気に対する理解が得られなかった事に拠るのだと言う。

 

 

 元夫が家計を任せてくれなかったのは、久美が旅行や買い物で散財するからだったのだ。

 

 

 

 少しずつ事実が見え始めた頃、久美の態度にも変化が現れ始めた。

 

 

 

 それまで毎日数往復していたメールが徐々に減っていき、それにつれて私と会う頻度も少なくなっていた。

 

 

 久美は、バレーボールの大会が近いので忙しと言い、私もそれを信じた。

 

 

 久美の変化が現れる以前、私たちは一緒に旅行する約束をしていた。

 

涼しくなり始める時期を選んで一カ月以上前から計画を練り、休みを申請し、ホテルも予約していた。

 

 

 旅行の一週間前、連絡も途絶えがちになり、なかなか会ってくれない久美に不安になり是非を確認したが、久美は予定通りいくと言う。

 

 

 私は取り越し苦労と思い、予定通り旅行の日を迎えた。