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もうこっちのものだ

久美の部屋は、どこにでもあるような単身者用のワンルームだった。

 

 家具は少なく、カラーボックスに小さなテーブル、テレビと簡易ベッド、大人二人がやっと座れる程のスペースしか残っていなかった。

 

 

 女性の部屋に入るのなんて20年ぶりくらいだろうか?などと考えながら、久美の匂いで満たされた部屋の中で、コーヒーを飲みながら彼女の思惑を見定めようと思考を巡らせていた。

 

「わたし、この先どうなるんだろう?」

 

 不意に発した久美の言葉に、私はドキッとした。

 

「このまま一人ではいられないだろうし、再婚は考えてないの?」

 

「親はもう頼れないから、出来れば誰か良い人を見つけて結婚したいと思ってます。でも、なかなか出会いもないし、出会い系サイトにまで登録したけど、ここで出会った人と結婚できるとも思えないし・・・」

 

 

「取りあえず、仕事もあるんだし、生活には困らない訳だし、焦らずにいれば良いことだってあるよ。それに、幾つになっても恋愛は出来るさ」

 

 

 

「そうだけど・・・」

 

 

 

 心細げな久美を見ていると、彼女が愛おしくてたまらないという感情が湧き出てきた。

 

 だが、私は既婚者だ。久美の望みに叶う相手ではない。あまり彼女に係わらない方が良いだろう。

 

 

 

 そう自分に言い聞かせた。

 

 

 いつの間にか沈黙が二人を包んでいた。

 

 私は、予て尋ねたかった質問を久美に向けた。

 

「ところで、こんな事聞いて良いのか?なんだけど。どうして離婚しちゃったの?」

 

 うつむいていた久美が一瞬はっとした様にピクリと動くと、コーヒーのカップに両手を添え、それを見つめながらポツリポツリと話し始めた。

 

 

「旦那に暴力を受けていたんです」

 

 

「何かにつけて、手をあげる人で・・・」

 

 

「家計も、自分の給料は自分で管理していて、生活費も少ししか入れてくれなくて」

 

 

 

 DV関連のニュースは、私もよく見聞きするが、私の周囲にそういう問題を抱えた人はいない。実際にそういう話しを聞くと、どこかドラマや映画の一コマを観ている様で実感がわかなかった。

 

 ただ、久美の不幸な身の上と悲しげな横顔は私の抑え込んだ感情を開放するには十二分な役割を果たした。

 

 

 

「久美ちゃん・・・」

 

 

 

 私は、久美を引き寄せ、優しく口づけをした。

 

 一度唇を離し、久美に抵抗の意思がないことを確認すると、今度は久美の唇をこじ開け、舌を差し込み彼女の舌を探し当て、かき回すように絡めた。

 

 

 んんっんんっという呻き声と唾液の混ざる音が静かな部屋に響いた。

 

 

 

 こうなれば、もうこっちのものだ。私は確信を持って久美の乳房を揉みしだいた。