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運命の出会い!?

 その日は、ファミレスで2時間ほど談笑し、また会う約束をして別れた。

 

 その際にメールアドレスも交換し、その日からメールのやり取りがはじまった。

 

 

 だが、その時はまだ、単なる友達としての付き合いでも良いと思っていた。

 

 

 

 私がまだ独身だった頃、携帯電話等は普及してなく、現代の様に好きな時に連絡を取れるという時代ではなかった。

 

 携帯電話が普及してからは、メールは家族や仕事上の相手との事務的な連絡ツールとう役割を果たしているだけだった。

 

 その為、久美とのメールのやり取りは、私にとって新鮮そのものだった。

 

 

 朝、『おはよう』から始まり、仕事の合間を縫って『今何々している』とたわいのないことを送ったり。

 

 帰宅すれば『ただいま』、寝る前には『おやすみなさい』と送る。

 

 大した中身のないやり取りであっても、私にとっては楽しくて仕方がなかった。そして、いつしか私は久美に対して恋心を抱く様になっていた。

 

 

 

 

 ファミレスで初めて会ってから程なくして、久美から2回目の誘いがあった。

 

 今度は、直接久美のアパートまで私が迎えに行く事にしたのだが、その場所を知って私は驚いた。何と、私の寮から車で2分程の至近距離に位置していたのだ。

 

 

 数百万人の会員の中から、こんなに近くに住む人と出会えるなんて、私には運命めいた事の様に感じられた。

 

 アパートの駐車場に車を止めて、久美にメールを送ると直ぐに、アパートの2階の一室から久美が出てきて階下に降りてきた。

 

「こんばんは、ごめんなさい。わざわざ迎えに来てもらって」

 

「こんばんは、いや、直ぐ近くだったし。それよりも、また会えて嬉しいよ」

 

 そんなやり取りをしながら久美は助手席に乗り込んできた。

 

 その日は、白いサマーニットのキャップを被り、同じく白いニットのワンピースを着ていた。身体にフィットしたワンピースは、久美の女性らしい滑らかな曲線を一層強調していた。

 

 

 久美が乗り込むと、車内に甘い香りが充満した。

 

 

 こんな風に女性を助手席に乗せるのは何年振りだろう?自宅にいる時は、いつも隣には妻が座り、子供たちが後席に座る。

 

 子供の土臭さとお菓子の匂い。妻が好きな楽曲を背景にわいわいがやがやと雑然の中で運転手として車を走らせる事に、いつしか慣れ切っていた。

 

 

 お気に入りの軽快なポップスを控えめの音量で流しながら車を走らせる。

 

 

 その夜は、郊外あるスペイン料理店に行くつもりだった。少し高くつくがファミレスとは違って落ち着いた雰囲気のなかで食事ができる。

 

 時刻は、20時を少し過ぎた頃だった。久美も私も翌日は仕事だが、23時くらいに帰れれば良いということでお互いに一致していた。

 

 

 

 スペイン料理店は車で30分ほど走ったところにあった。お洒落な煉瓦造りの洋館が適度な樹木で囲まれていて、程よい雰囲気を醸し出していた。

 

 

 駐車場は薄暗く、私が手を差し出すと、久美はそっと手を添えてくれた。

 

 そのまま手を添えた状態で店内に入り、受付で人数と禁煙席希望を告げる頃には、絡めるように握り合っていた。