デリヘル本番 < 出会い系スグ会いたい掲示板

夏希

私が待ち合わせのカラオケ店の駐車場に着いた時、その少女は店の入り口付近で待っていた。

 

 黒いミニのワンピース、黒いニーハイソックスそして、アイボリーのバッグを片手にキョロキョロしている。

 

 

 メールで知らせてくれた通りだ。

 

 私は、車を彼女の横に着け、窓越しに合図を送った。

 

 助手席のウインドウを下ろし、声をかける。

 

 

「遅くなってゴメン、待たせちゃった?」

 

「いえ、大丈夫です。約束通り来てくれて、ありがとうございます」
 そう言いながら助手席のドアを開け、乗り込んできた。

 

 

 

 

 

 白く細い太腿が眩しい。

 

 

 なるほど、容姿に自信あるというのは本当のようだ。

 

「ごめんね、道が混んでいて遅れちゃった」

 

「いえ、冷やかしかと思って心配しちゃった」

 

「で、僕で大丈夫なの?」

 

 

 一応承諾を求めたが、もう逃がすつもりはなかった。車をゆっくりと走らせ通りに出ると、予め調べておいたラブホに向けてアクセルを踏み込んだ。

 

 

 車を走らせながら、私は何を話せば良いのか、戸惑っていた。なにしろ、相手は自分の子供ほどの娘だ。

 

 

 

 今更ながらに罪悪感がこみ上げてきた。

 

 

 

 カラオケ店からホテルまでは数キロ、道は混んでいたが、15分もあれば着く。

 

 だが、その15分の間が持たない。

 

カーオーディオからは、お気に入りのアヴリル・ラヴィーンの曲が流れていた。

 

 

 気まずい空気を払うかの様に夏希が口を開いた。

 

 

 

「アヴリルが好きなんですか?」

 

 遠慮がちに夏希が質問してきた。

 

 

「そうだね、彼女の歌は、若い人から僕位の年代まで聴きやすいよね」

 

「アヴリル良いですよね〜」

 

 

 

 夏希は眩しい笑顔で答えてくれた。

 

 

 

「ところで、夏希ちゃんは、幾つなの?」

 

 私は、彼女に対して探りを入れてみた。一応、プロフでは18歳以上と言う事になっている。

 

 

 

 

 

 確かに、若い。

 

 

 だが、万が一、高校生だったら厄介だ。そこを確認する必要があった。

 

 

「18です」

 

 

「こ、高校生じゃないよね?」

 

 私は、冗談混じりに核心をついた。

 

「3月までは高校生でした、ちゃんと卒業してますよ」

 

 

 私の心配を察したのか、高校生でない事を強調した。

 

 

「今は、大学生なの?」

 

 

「美容関係の専門学校に通っています」

 

「へ〜、美容師さんの卵ってところ?」

 

「住まいは、この近辺なの?」

 

 

 あまり質問攻めにするのは野暮かなと思ったが、こんな若い娘と普段お喋りをする事なんてない、何を話して良いか分からなかった。

 

 

 

 

「実家は、ここから少し離れたところです、今日は友達と夕方から約束があって・・・それまでにお小遣いが稼げたらな、と思ったんです」

 

 

「一昨日から募集かけてたのに、なかなか決まらなかったんだね、君くらい可愛いければ、直ぐに決まりそうだけど」

 

 

 実際、疑問に思っていたことを投げかけてみた。

 

 

 

 

 

「んん〜、条件が合わなかったり、写メが気に入らなかったりで、なかなか良い人が見つからなくって」

 

 

「なるほど、僕は許せるレべルだったてことだ(笑)」

 

 

 

「あはは、そう、てか、素敵な人だと思いました」

 

 

「そう言われると、安心するよ」

 

 

 そんな会話を続けているうちに、目的のホテルの入り口に差し掛かっていた。